アーカイブ | 8月 2016

  • 有酸素運動やミカルディスで血圧を下げ熱湯風呂は注意

    高血圧治療の薬物療法に使われる薬のひとつに、ミカルディスがあります。 ミカルディスはアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)という種類の降圧剤で、有効成分はテルミサルタンになります。 ミカルディスが血圧を下げる仕組みは、アンジオテンシンIIという血圧を上げる働きをする体内物質を抑えることで血管を拡張させて血圧を下げるというものになっています。 ところで、高血圧治療は、薬物療法と生活習慣の修正を組み合わせて行うのが基本的な方法です。 血圧を下げるために有効な生活習慣のひとつとして、運動をして肥満を改善したり、ストレスを解消するという方法がありますが、高血圧の人におすすめなのは有酸素運動です。 有酸素運動はしっかりと酸素を取り込みながらする運動のことで、出来れば毎日続けてウォーキングやサイクリングなどを1回30分以上すると良いとされています。 しかし、今まで運動をしてこなかった人が急に激しい運動をすると逆に血圧が上がる危険性があるので、適度な運動を無理の無い範囲で行うのがおすすめです。 それから、高血圧の人が生活上、気をつけたいことに、お風呂の入り方があります。 冬に暖房の効いた部屋から寒いお風呂場へ行くことで、急激な温度差の刺激で血圧が上がるというのが危険なことは比較的よく知られていますが、熱湯風呂のような熱いお湯に浸かるのも、皮膚への刺激となって血圧が上がるため、高血圧の人には良くないとされています。 高血圧の人は熱湯まで行かなくても42度以上のお湯になってくると血圧が上がる危険性があるので、お風呂はぬるめの37~40度くらいにするのが良いでしょう。 また、ミカルディスを処方されて高血圧治療をしているなら、特に飲みはじめの頃にめまいや立ちくらみが起こる場合があるので、お風呂場で倒れるなどの危険を避けるためにも、急に立ち上がるのはやめてゆっくり行動するなど、服用中は安全に気をつけてください。